閉店のお知らせ

執筆者のアイドルオタク引退に伴い、このもとすき日記も今日で終りにすることにしました。
ブログ自体はまだ続けたいので、名称を変えてどこかで再スタートする予定です。
どこかでと言っても、またはてなでやる可能性も結構あります。
開始以来約1年4ヵ月、いささか短命ではありましたが、佳人薄命とも申しますゆえ、
長続きしないのも紳士的ブログの宿命かと存じます。
定期的に読んで頂いていた方には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
またどこかでお目にかかりましたら、何卒よろしくお願い致します。


【追記】
2007年5月1日から再開しております。
http://d.hatena.ne.jp/motoski2007/



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翻訳雑感

あっちゃんとお別れするとすぐ、仕事にとりかかった。
と言っても会社の仕事ではなく、副業の翻訳である。
1社だけ登録してある翻訳エージェンシーから久しぶりに来た
英日翻訳の仕事は、原文の内容がなかなか面白かった。
ある独立行政法人の英語版Webサイトのリニューアルに伴い、
コンペに参加している制作会社が自分たちの企画を提案し、
同時に現行英語版サイトの問題点を指摘している文書だったのだが、
「テキストは日本語からの翻訳ではなくnative Englishにすべきだ。」
という提案が何度も出てきたのには思わず苦笑してしまった。
以前僕の上司だったアメリカ人が常々この点に関してグチっていたのを
思い出したからだ。もちろん日本語からの翻訳でも形式上はそれなりに
整った英文になるのだが、外国人が読むとやはり違和感があるわけで、
「外国人向けのサイトなのになぜ外国人に読みやすい英文にしないのか?」
と、その上司は怒るわけなのであった。もっともなお怒りだと思うのだが、
実際には日本の法人の英語版サイトのテキストは大半が日本語版サイトの
テキストの翻訳である。いわゆるグローバル企業でも大抵はそうである。
その逆の例がアップルで、日本人向けサイトなのにゴリゴリの翻訳調テキストを
堂々と載せ、それどころか最近ではキャッチコピーはそもそも翻訳さえしないという、
思わず拍手したくなるくらいのイカした英語中心主義ぶりである。
僕自身どちらかと言えば自己中心的な性格なので、こういう日米両陣営の
言語的自己チューぶりは適当に面白がることができるが、仕事となるとそうも行かない。
特にお役所関係の仕事では翻訳臭さは極力消しておくのが基本なので、
そのへんはちょっと神経質にならざるを得なかった。でもまあ、量が少なくて内容が
そんなに難しくなければ、英日翻訳はいつやっても楽しい仕事である。
一方、日英翻訳はいつやっても辛い仕事であるが、その話はまた別の機会に。

AKB48 in POP JAM

昨日の大雨とはうって変わって今日はいい天気。良かった。
今日はまずビデオに録画しておいたPOP JAMを見た。
RCサクセションの「雨上がりの夜空に」をやっていたが、
なんの迷いもなく早送り。昔は大好きな曲だったのだが。
AKBは、歌ではなく、活動の全般的紹介だった。
前田敦子ちゃんはショートカットで登場した。
初めて見たショートのあっちゃんは、かわいかった。
みんなと一緒に手を振る、その振り方もかわいかった。
やっぱAKBはあっちゃんだったのかな。 と、一瞬思った。
生のあっちゃんを見ることは、おそらくもう一生ないだろう。
そう思うと寂しいけど、これも運命だから仕方ないのです。
あっちゃん、さようなら。どうかいつまでもお幸せに。

予想以上に険しい魔の山

行き帰りの電車内では引き続き『魔の山』を読んでいる。
しかし、これが、全く面白くない。
ここまで退屈な古典小説は『カラマーゾフの兄弟』以来だ。
カラマーゾフの兄弟は、全編を通じて超退屈ではあったものの、
読み終えてみると、これなら名作と言われる理由もわからんでもない、
という感じであったが、『魔の山』も最後には苦労が報われるのだろうか。
楽観はできないが、なんとか今週中に上巻を読み終えられるよう、
明日からはもっと飛ばし読みのピッチを上げるしかないだろう。納得。


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