宮崎あおい in 純情きらり

今日は杏子が釈放された。笛子は教師を辞めるかどうかの
瀬戸際に立たされた。桜子は、自分の学費を稼ぐために
笛子姉ちゃんが幸せ(冬吾との結婚)を諦めるくらいなら、
自分は学校なんか行かんでもいい、と退学届を出してしまう。
それに対して笛子は「私はあなたたちのために働くのが生き甲斐なの」
と言って桜子に学校を続けさせようとする。しかし自分自身は、
視学官の軍国主義的な授業干渉に嫌気がさし、視学官の目の前で生徒たちに
「自分の心に嘘をつくことなく生きていきなさい」と説く。
辞職を決意した笛子のそんな姿を桜子も廊下から見ていた。目に涙を溜めながら・・・


このドラマは、ほぼ毎日心を打たれるシーンがあるけれど、
今日はとりわけ感動的だった。朝からテレビドラマで泣くなんて
自分としてはちょっと信じられないが、実際泣いてしまった。
これは、あおいちゃんの演技はもちろんだが、今日は特に、
寺島しのぶの演技が非常に素晴らしかったからだろう。
うちの母親はよく「この人は大女優になるよ」と言って褒めるのだが、
今日ばかりは僕も同感だった。
西島秀俊も相変わらずいい味を出してるし、井川遥も存在感あるし、
福士誠治も男前になってきたし、本当にこれは良いドラマだと思う。
このまま最終回まで、可能な限りたくさん見るようにしたい。