SweetS解散とdream Party 2006

一夜明けてみると、夢と悪夢を一緒に見ていたような気がする。
悪夢とは、SweetSの解散。昨日のラクーアで6月でSweetSとしての活動を休止するというアナウンスをAKIちゃんの口から聞いた。寝耳に水の発表だったので驚いた。一緒に見ていた根本さんも、実はこの日がSweetS見るの初めてだったそうだが、参った様子だった。5人ともステージは健気にこなしていたが、握手会ではHARUNAちゃんが泣いていた。僕も悲しかった。解散の理由は「メンバー個々の方向性の違い」というようなことだったが、要は賞味期限切れだろう。残念だが止むを得まい。あとはHARUNAちゃんがソロでどこまでやれるか。個人的には、AKIちゃんも応援していきたい。


水道橋の駅で根本さんと別れて横浜へ向かう。横浜BLITZは初めて行く会場だが、場所がわかりやすく建物も目立つので迷うことなく到着。30分ほどしてもりちゃんと合流。待機は並ばなくてよかったのでラクチン。入場もいたってスムース。ポジションは柵のちょい後ろで身分相応のほぼベスト位置を確保できた。
約10分押しでライブスタート。仮面劇風ダンスから、1曲目のGet Overへ。衣装がエロい。静香ちゃんが胸強調。紗也加ちゃんは赤のチェックのミニスカ。踊るとすぐパンツが見えて興奮。パンツの色が黒だったのは普段なら遺憾だが、履いてる人が紗也加ちゃんだとそれもイイ感じ★
歌とダンスはFABの時に比べてもさらに一層良くなっていた。リボンを使った新体操風ダンス、男性ダンサー起用、若手5人での楽器演奏、絵里恵のピアノソロと演出も意欲的で、おおむねハマっていた。セットリストは新旧の曲をバランスよく織り交ぜており上出来。緩急のテンポも良く、バラードが続いてもダレない。Night of Fire、Our Timeなどの人気曲はメドレーにまとめられていた。そのためノリ的には盛り下がるが、マンネリ打破という意味では評価できる。その一方、定番中の定番Movin' onはフルで歌い、マンネリという批判が無意味なくらい盛り上がる。ダブルアンコールではメンバーから佳奈ちゃんに感謝を込めて花を贈るというサプライズ企画があり、佳奈が号泣。僕もここはグッときた。
全体として非常に素晴らしいライブだった。これほど楽しく、しかもこれほど感動できるライブを創れるのは、今dreamだけだろう。唯一残念だったのは、優ちゃんにほとんど見せ場がなかったこと。立ち位置を間違えたり音程をハズしたり、ミスも目に付いた。おそらく映画の撮影とリハが並行しているため練習量が足りなかったのだろう。責める気にはなれないが、「長谷部優中心のdream」というものは、もはや完全に消滅したと言わざるを得ない。寂しいことではあるが、若手メンバーの成長はその寂しさを補って余りあるのもまた事実。dreamは前に進んでいる。なんだかんだ言っても、dreamを超える存在はいない。ゆえにdream最高。めでたしめでたし☆
映画の撮影には協力せず、グッズも買わずにすぐ撤収。桜木町駅までもりちゃんと感想を述べ合う。もりちゃんも楽しんでくれたようでひと安心。ライブ中デカい声で「紗也加ぁ〜!」と叫んでた件について問い質したがったが、紳士的に見逃してあげた。私も叫んでたから(笑)


SweetSが解散を発表し、推定少女が解散した日に、dreamがライブで健在振りを見せつける。かつてdream自体が解散必至と言われていたことを思えば、なんとも感慨深いものがある。諸行無常のこの世界で、リアルなものはただ夢だけ。その真実を、神はdreamを通じて私たちに啓示しているのかも知れない・・・んなワケないか(笑)


《付記》
終わって帰るとき、会場の後ろの方にYa-Ya-yah山下翔央くんに非常に良く似た男の子がいた。本人確認はできなかったが、もしかしたら本人だったかも知れない。翔央くんは堀越だからdreamの若手メンバーの誰かと友達である可能性はあるけど、そういう噂も聞いたことないし、実際は他人の空似に過ぎなかったのだろう。でもなんか気になるので、一応書いておきます。