榮倉奈々写真集『free7』付録DVDを観て

昨日見る時間がなかったDVDを今日観た。大きく四部構成になっているが、基本的には、いろんな仕事の現場で奈々ちゃんを追っかけ的に撮った映像をつなぎ合わせたものと言えるだろう。「危ないアネキ」の撮影現場、写真集撮影のスタジオ、事務所のレッスンルームでのダンスレッスン、駅での撮影風景(衣装制服)、SEVENTEEN編集部での打ち合わせ、写真集用の写真選び、自宅マンションでの撮影、といった内容。進行は全体にゆっくりめで、奈々ちゃんの喋る言葉もちょこちょこ入ってくるが、別に面白いことを言うわけでもないし、特に萌えちゃうシーンもない。見所は随所で奈々ちゃんが見せるいい笑顔ということになるだろう。それはさすがにかわいいです。

見終えての印象をひとことで言えば、「ナチュラル」。笑顔、喋り方、髪、爪や肌の色、挙止振舞、すべてに無理や作った感じがないのだ。昨日間近で見たときは若干化粧が濃いかなとも感じたが、このDVDの中の奈々ちゃんはほとんどノーメークに見えるくらい「素」な感じで、17歳としては思えないくらいピュアに見える。このナチュラルさやピュアネスが奈々ちゃんの大きな魅力であると同時に、つまらなさの原因でもある。けど、この人は別につまらなくてもいいです。仲間由紀恵国仲涼子がつまらないように、あるいは、美智子皇后や緒形貞子さんがつまらないように、本当にかわいい女の子や本当に高貴な女性というものは、得てしてつまらないものなのです。そのつまらなさを美しさの一部と感じられるようになってはじめて一人前の紳士と言えるのです。

ということで、2日間にわたる「プチ榮倉奈々祭り」は今日で終わり。昨日が奈々ちゃんの誕生日であることも知らず、プレゼントはおろか「おめでとう」のひと言もかけられなかった超にわかファンにしては上々の盛り上がりだったと思う。めでたしめでたし☆