なっちゃんPEAKライブ@アップルストア銀座

今日は待望のなっちゃんPEAKのライブの日。定時ちょっと過ぎに会社を出て六本木駅から地下鉄に乗る。「仕事終わったあと銀座で遊ぶのなんていつ以来だろう?」などと考えながら日比谷線に運ばれ、結局思い出せないまま銀座に到着。アップルストアの入口でかわいい女の店員さんからイベントカレンダーを受け取り、妙に開閉の遅いエレベーターで3階へ。時計を見ると、6時47分。客は自分を入れて6人。すくねぇー。それでも開演の7時5分までには20人ぐらいいたかな。客層は、非背広系おっさん、背広サラリーマン、おしゃれな若者、おしゃれじゃない若者がそれぞれ四分の一ずつぐらいな感じ。
最初にPEAKさんが出てきて3分ぐらいPowerBookによるインスト演奏。その後、サポートメンバー2名(G,B)、続いてなっちゃんさんの順で登場。なっちゃんの衣装は赤のチャイナドレスに白いもこもこマフラー(あれ何ていうんですか?)みたいなやつ。一曲目は「チャイナビート」。続けて「テレビジョン」。続いてMC。「こういう発表会みたいな雰囲気の中でライブをやるのは、なんか不思議な感じ」と、なっちゃんさん。確かに雰囲気は最悪であった(苦笑)。サポートメンバー紹介のあと「クラフト理論」。その後またMCをはさんで「星の砂」、最後が、PEAKさんが映画「ピンポン」にインスパイアされて創ったという「I can fly」。今日歌った曲の中ではこの「I can fly」が一番良い曲でした。特にサビが素晴らしかった。
MCは全体に低調で、あまり記憶に残ってない。覚えてるのは、なっちゃんさんが大学のシンセサイザー科に入ったとき、シンセサイザーと一緒に iMacを買った事と、PEAKさんが実は「PEAK」と呼ばれるのをイヤがってる、という話ぐらい。あと、PEAKさんがアパートの鍵を部屋の中に置いたままドアが閉まっちゃって、朝まで外でパジャマ姿で過ごした話も披露していたが、話が長い割には面白くなかった。実際、2人ともかなりの口ベタのようなので、MCの向上は課題となるだろう。なっちゃんさんのパフォーマンスは、基本的には浜崎あゆみとか持田香織と同じで、右手をヒラヒラさせたり半円を描いたりしながら歌うというスタイル。「クラフト理論」にはちょっとしたフリも付いていた。(なかなか可愛いフリだった)。今日はとにかく会場の雰囲気が寒すぎたため、なっちゃんさんのパフォーマンス自体を評価するのは意味がないだろう。欲を言えば、客の少なさや場の空気の冷たさとは関係なく、音楽さえあれば1人でもノリまっせ的な良い意味の自己完結性を見せて欲しかったが、どうもそういうタイプの人ではないようだった。
会場の音響が非常に良かったおかげで、楽曲の質の高さを改めて認識できたのは、不幸中の幸いだった。「チャイナビート」や「クラフト理論」で楽しく踊りたいという欲求はもちろん私にもあるが、そういう普通の楽しいライブを見れる日までには、まだ少々時間がかかりそうだなぁ、と、そんな気もする今日のなっちゃんPEAKライブでした。
終演後、なっちゃんさんはすぐハケてしまったが、PEAKさんは1人残って機材の片付け。なんとなく近づいて、なんとなくガッツいてしまった。と言っても、13日にノーパソが壊れた原因を訊ねただけですが。ちなみに回答は「なんかバッテリーの調子が悪かったらしくて・・」とのこと。ちなみにアップルストアに持ち込んだところ10秒ほどで直してくれたそうです。
今日の結論:なっちゃんPEAKの曲はどれも良い。でもライブはまだ良くない。
頑張ってください!