スキウタについて

NHKが紅白歌合戦出演歌手選定の参考のために行なった
大規模な楽曲選好アンケートの結果が昨日発表された。

http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/news1121.html

不透明な部分もあるらしいが、自分としてはおおむね納得の結果であった。
何よりもまず、私が投票した和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」が
入っていたことにホッとした。この曲は大晦日にぜひ歌われて欲しい。
ちあきなおみの「喝采」、いしだあゆみの「ブルーライト・ヨコハマ」、
沢田研二の「時の過ぎゆくままに」、八代亜紀の「舟唄」が入ったのも嬉しい。
逆に選ばれなくて残念だったのは、狩人の「あずさ２号」、美川憲一「さそり座の女」、
北原ミレイの「石狩挽歌」、橋幸夫の「霧氷」、光GENJIの「パラダイス銀河」、
西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」、山本譲二の「みちのくひとり旅」等である。
特に「あずさ２号」は絶対入ると思っていただけに、選外は意外だった。
また、歌手とその代表曲との関係についても考えさせられた。
北島三郎の曲と言えばまず「与作」だと私は思うのだが、選ばれなかった。
五木ひろしは「長良川艶歌」が選ばれたようだが、何となくシックリこない感じ。
「よこはま・たそがれ」というわけには行かないだろうが、「居酒屋」でも良かったのでは。
個人的には「蝉時雨」が一番好きなのだが、この曲はノミネートもされてなかったかも知れない。
森進一もできれば「北の蛍」を聴きたいが、これは「襟裳岬」と「おふくろさん」で
まあ文句は言えない。中森明菜は「飾りじゃないのよ涙は」と「DESIRE」が
入ったようだが、「スローモーション」か「セカンドラブ」にして欲しかった。
ピンクレディーが「UFO」で入るなら、キャンディーズにも「ハートのエースが出てこない」
または「微笑みがえし」で出て欲しかった。「やさしい悪魔」か「アン・ドゥ・トロワ」なら
もっと良かった・・・て、そういう話じゃないか(笑)

戦後60年を歌謡曲で振り返るという企画趣旨は良いと思うので、
あとは選曲と出演交渉をしっかりやって貰いたいところである。
アイドルファンとしては、SPEEDとモーニング娘。、あとまあ、欲を言えば、
石川ひとみに「まちぶせ」で登場して欲しい。モー娘は、出れるとしたら
「LOVEマシーン」だから、ここになっちやごっちんも入れちゃう事になるだろう。
Berryz工房と℃-uteはあややのバックダンサーとして出れれば御の字かな。
モーニング娘。と一緒に、ていうかハロプロ全体でラブマを歌う可能性もあるなあ。
それはそれで感動するかも。カメラさんは大変そうだけど(笑)

2006年は「昭和歌謡復興元年」になって欲しいという気持ちがあるので、
紅白歌合戦がその良い先導役になってくれればいいなと思う。そのためにも、
和田アキ子には「あの鐘を鳴らすのはあなた」をよくよく練習しておいて欲しい。
上手く歌えば、あの曲は昭和歌謡再評価の気運を起こす力を十分持っていると思うから。