モーニング娘。コンサート@横須賀芸術劇場

ハロモニ見終わってすぐ家を出て、現地に着いたのが午後2時30分ごろ。
会場近くのすかいらーくガストで昼食をとり、少し港近辺を散歩してから、
3時15分頃入場。席にたどり着くと、ちょうど森ちゃんも来たところだった。
「今日は来ないかと思った」と言われる。席は20列目だったが、ステージは
思ったほど遠くはなく、しかもほぼセンターだったので、来て正解の予感が走る。
結果的には、来て大正解の楽しいコンサートであった。
セットリストは新曲がはさまったくらいしか変化はなかったが、MCに
工夫があったため、マンネリ感のようなものはほとんど無かった。
久住小春紹介・質問コーナーでは、藤本美貴が、「わたしはなぜか
美貴様って呼ばれてるんだけどぉ、小春ちゃんはなんて呼ばれたい?」と質問。
ミキティ自身の口から「美貴様」という言葉が出れば客が湧くのは当然。
もちろん私も湧きました(笑) あと、やはりミキティが、亀井絵里に、
キャメイライダーやってよぉー」とかリクエストして、えりりん
戸惑いつつも可愛くやって見せれば、やはりお客は湧くしかない。
森ちゃんの話では、昨日の山梨ではMCでマワリが話題になったとかで、
まあ要するにヲタ受けするネタをうまく配しているわけなんだろうが、
今日のを見る限りでは、その結果は上々でありました。
一応、新垣里沙の凱旋コンサートという位置づけはされていたものの、
正確に言えば横須賀出身というわけではないことを知ってる客が多いせいか、
アンコール時のコールが「がーきさん!」だったぐらいで、
地元ゆえの盛り上がりという点では別に大したことはなかった。
それはそれとしても、コンサート全体としてみれば、
メンバー全員元気でよく動いており、表情も含めてみんな生き生きした感じ
だったので、こちらも自然と楽しくなってくる。そんな、無理なく楽しめる
良いコンサートだった。個々に見ると、今日はミキティが一番魅力的に見えた。
道重さゆみは顔がパンパンで、やや暑苦しいというか、生々しい感じだった。
でも可愛かった。紺野あさ美もやや太り気味。でも可愛かった。
亀井ちゃんは「ラストキッス」とかのドラマチックな感じの曲で
一生懸命感情を込めて歌おうとしているその表情がかわいかった。
よっすぃーはおデコを出していたが、出さない方が可愛かっただろう。
田中れいなは、最後の挨拶でなんか妙にトチって、それを恥ずかしがって
赤くなってたのが可愛かった。他のメンバーも、特に印象に残ってはいないものの、
みんな可愛かった。小川真琴ですら可愛かった。ほとんど見てなかったけど(笑)


世間的に見れば落ち目というほかない今のモーニング娘。ではあるが、
アイドルグループとしての完成度や充実度はたぶん今が最高だろう。
客席のほうも、モーニング娘。が好きで観に来てる客ばかりだから、
自然に盛り上がる良い雰囲気になっている。マスではなくヲタクを
ターゲットとする商法には、楽曲の質低下をはじめとするいくつかの
明白なマイナス点が伴う半面、箱庭的で高密度に楽しいコンサートを
提供できるメリットがあることも認めざるを得ない。とりあえずは、
そういう楽しさを大した代償も払わずに享受できた幸運を素直に喜びたい。
制服向上委員会だって「もうダメ。終わった」と言われるようになってから、
もう8年ぐらい続いてるんだから、モーニング娘。にも、解散必至という
世間の声をはねのけて、できるだけ長く活動を続けて欲しいものである。
2ちゃんではミキティ卒業の噂が出ているようだが、それは特に問題ないだろう。
後藤真希がそうだったように、ミキティもまた、モーニング娘。にとっては
所詮「外様」の人だから。ミキティ卒業後は……なっちの王政復古きぼー(笑)