「がんばっていきまっしょい」第七艇

先週はリー(相武紗季)と悦ネェ(鈴木杏)がボート部の運営方針を巡って対立、
ついにリーは退部してしまった。さらにリーは関野くん(錦戸亮)に愛を告白したものの
関野くんはモジモジするばかりで何も言えなかった。二重に辛いリーはどうなるのか?
という流れで迎えた昨夜の第7話、やや重めの展開ではあったが、見ごたえは十分あった。
ボートへの未練はあるが、悦ネェとのドロドロした葛藤に耐えられないと打ち明けるリーを
「私にもそういう時期あったわ」とかいって大野コーチ(石田ゆり子)が優しく諭すシーンが
特に良かった。悦ネェとリーが仲直りするシーンも良かったけど、鈴木杏の演技が
心無しかオーバーだったような気もする。喜怒哀楽の激しいキャラクター設定だから
しょうがないとはいえ、ここは相武紗季の自然な涙の方が美しかったと思う。
それにしても、相武紗季ちゃんカワイイなあ。結局この4人の中で一番カワイイのは
紗季ちゃんではないでしょうか。岩佐真悠子といい勝負である。
そう言えば、今売りの「アップトゥボーイ」でこの2人が対談をしていた。
読んでみると、そこはかとなく仲良さそうな雰囲気が伝わってきてうれしくなった。
相武紗季の方は最初に岩佐真悠子を見たとき「イジメられるんじゃないかと思った」らしい。
わかる(笑) 今では2人とも互いのマジメさ(仕事熱心さ)を讃え合い、
さらに「お互い男系サバサバな性格なとこが似てる」という方向で同意している。
相武紗季岩佐真悠子がプライベートでも本当に友達になれるのか、
俄には信じきれない部分もあるが、2人ともかわいいし、実力派の女優として
今後も頑張って行く意志は固いようなので、私も好意的関心をもって見ていきたい。


一方、鈴木杏の方はと言うと、リーに戻って来て欲しい気持ちとリーダー意識との間で
揺れる感じをうまく演じていたと思う。しかし、残念ながら、相武紗季岩佐真悠子
比べて、顔が可愛くない。なぜ残念かと言うと、悦ネェの顔が可愛くないため、
中田くん(田口淳之介)との恋愛感情まじりの絡みがイマイチ盛り上がらないから。
相武紗季がかわいく錦戸くんがカッコイイためリーと関野くんの絡みが熱くなるのと
ちょうど逆の事態になってしまっている。もちろん、中田くん役が内博貴くんで
なくなってしまったことが盛り上がりを欠く最大の原因であることは間違いないが、
鈴木杏の責任も小さいとは言えない。来週は悦ネェと中田くんの恋がテーマのようだが、
あまり大きな期待はできないと思う。本来ならここが一番の見せ場のはずなのに。
かえすがえすも残念である。