南野陽子「はいからさんが通る・吐息でネット」について

とりあえず、ジャケットがすご過ぎる(笑)
CD出すのもこれで最後と思ってやってるのかも知れないが、
なんとなく遺影のようにも見えてしまい、却って不気味である。
曲の方は、はいからさんがマーチというか吹奏楽みたいな変なアレンジ、
吐息の方はボサノバというかおしゃれサマーポップスみたいなアレンジになっている。
しかし、ナンノの歌声は昔とほとんど変わらない。ついでに歌唱力も変わらない(笑)
だからと言って、「やっぱりナンノかわいいなあ」という感動があるわけでもない。
思わずベスト盤を引っ張り出してきて聴きまくりたくなった、というような事もなかった。
アイドルは、桜の花や花火と同じで、きれいに咲いてパッと散るからこそ美しい。
潔さはアイドル美の本質である。それを決して忘れないこと。