℃-uteのジレンマ

もう一つ考えさせられたことがあった。こちらはもりちゃんからのメールがきっかけ。
もりちゃんは日曜日に名古屋へハロコンを観に行ってきたのだが、メールの中で、
「今回は特に℃-uteの活躍が目立っていた」と教えてくれた。それを読んで僕は、
なぜ自分はこんなに℃-uteと疎遠なのだろうかと、改めて考えてしまった。
「かわいいと言えばかわいい」レベルの子はたくさんいても「本当にかわいい子」は
せいぜい3人しかいないAKB48と違って、℃-uteは、少なくとも4人は本当にかわいく、
しかも少なくとも1人は超かわいい、本物のアイドルグループである。つまり、
本来なら、僕もべたべたにハマっていても何ら不思議はないグループである。
しかし実際には、ハマるどころかほとんど没交渉である。
そうなった理由ははっきりしている。℃-uteがマイナー過ぎることだ。
僕は℃-uteは、Berryz工房と同じように、アップフロントの肝いりで、
華々しくメジャーデビューするものとばかり思っていた。
しかし諸般の事情から実際はそういう展開にはならず、地方のスーパーでのイベント等、
なんとなく地味な活動になってしまっている。しかもどの現場もキモヲタでいっぱいだ。
さらに悪いことには、初期のBerryz工房と違って、楽曲までB級ときている。
いくら可愛さの点では日本トップクラスと言っても、ここまでマイナーでは、
残念ながら僕としては腰が引けてしまうのも致し方ないところなのである。
昔の自分なら、かわいくてマイナーなユニットは、楽曲の質など関係なく推しの対象であった。
しかし今では、かわいくてメジャーで曲の良いユニットしか推せなくなってしまった。
そして今そんなユニットは存在しない。Berryz工房ですらもはや上記の基準では推し難い。
そう考えると、改めて、自分ももうアイドルヲタク引退の潮時なのだなぁと思う。
アイドルヲタクやめた後は、根本さんの提案どおり、在宅系宮崎あおいヲタあたりが適職だろう。
それはベリヲタ℃-uteヲタと比べて、それどころかモーヲタやAKBヲタと比べてさえ、
つまらなさそうな仕事である。しかも僕の場合、根がDDなので、おそらくあおいちゃんだけでは
満足できず、メジャーなタレントなら基本的に誰でも好きというスタンスで、テレビや映画を見たり、
写真集やDVDを買ったり、たまぁに銀座や渋谷の本屋で握手やサインをしてもらったりする、
そんな平々凡々を絵に描いたような余生を送ることになりそうである。誰だってそんな余生を
送りたくはないだろうが、僕にはもうそのへんしか道は残っていないような気がする。
これもやはり、結局は、自業自得ということになるのだろうか。。。。


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